2011年 09月 19日
さよならレス・エスカウレス |
昨日の雨が秋の気配を運んできた。もう汗ばむような暑さはない。 シジュウカラ(sikora bogatka Parus major)。 教会の屋根にいるのはホシムクドリ(szpak zwyczajny, szpak pospolity, szpak Sturnus vulgaris)。カタルーニャ語では estornell vulgar。 鐘楼にたくさん集まっていた。 教会前のお宅の犬。 朝の月とイトスギ。 この村を発つ前にもう一度ラ・カウラ滝を観に行く。レストランの敷地に入ったら、ここの黒犬にさんざん吠えられる。レストランはまだ開店前だったが、あんまり吠え続けるので、しまいにいったい何事かと中からおばちゃんが出てきた。叱られるかと思ったら、そこは客商売、手慣れたもので、「滝の写真を撮るなら、ここから下りるといいよ」と親切に道を教えてくれる。 去年の落石後、滝壷へ通じる道は立ち入り禁止。 ペットボトルに水を汲んでいるおじさんがいた。 おばちゃんに教えてもらった脇道を下りて水際まで行ってみる。 朝の滝をひとりじめ。贅沢な時間。 さっき水を汲んでいたおじさんが道端のクルミの木をゆさゆさ揺さぶって、落ちた実を拾っていた。 クルミの実を割って堅果を取り出して見せてくれる。
リンゴを収穫してきたところらしく、ワゴン車の後部には緑色のリンゴがたくさん積まれていた。おじさんはリンゴが5kgくらい入ったレジ袋を私に差し出して、持っていけと言う。こんなにもらっても困るので、No, no, salida, Barcelona, uno, uno と適当に単語を並べて辞退し(おじさんは1個だけでいいの?と不満げだったけど)、クルミとリンゴ各1個だけいただくことにする。 バルの前の広場でボランティアや地元スタッフが歓談していた。みんな、ありがとうね! ジョアン、アナ、テレサ、本当にどうもありがとう! ジョアンとテレサは後片づけのため一週間ほど村に残る。 いよいよ出発というときになってバルマンのマノロさんが出てきて、一生懸命私に何か話しかけてきた。横でアナやイングリッドが同時通訳してくれたけど、感激しすぎて何が何だかよくわからなかったよ。マノロさん、お世話になりました。ありがとうございました! 11:30頃、アナの運転する車でアグネスとともにバルセロナへ。グウェンドリンたちはイングリッドの車で出発。さよなら、レス・エスカウレス!
リンゴを収穫してきたところらしく、ワゴン車の後部には緑色のリンゴがたくさん積まれていた。おじさんはリンゴが5kgくらい入ったレジ袋を私に差し出して、持っていけと言う。こんなにもらっても困るので、No, no, salida, Barcelona, uno, uno と適当に単語を並べて辞退し(おじさんは1個だけでいいの?と不満げだったけど)、クルミとリンゴ各1個だけいただくことにする。
by come-and-go
| 2011-09-19 23:51
| 日々