2009年 03月 21日
ドクダミ、桜、クラゲ |
白い陶磁器にもいろいろな白がある。
三週間前に父が念入りに雑草を取った地面から、ドクダミの芽がもういくつも伸びている。アリの巣穴もいくつか見え、アリたちが忙しそうに歩いている。植木にじょうろで水をやるとき無意識に巣穴周辺にかからないようにしたのだけど、そういえば小学生の頃、大雨のときは巣穴が洪水になって、アリたちが溺れ死んでしまうのではないかと心配していたことを思い出す。
駅のホームから見える桜の木に一輪だけ開いていた。枝によってはもうすぐいっせいに咲きそう。池袋行きの電車がめずらしく四人ずつ向かい合わせになる車両で、窓際に座ったら、いつもの車窓風景もちょっと旅行っぽい。
横浜までの行き帰りに坂田 明『クラゲの正体』を読む。クラゲはふわふわとはかなげに見えるけれど、ポリプ時代(着生生活)とクラゲ時代(浮遊生活)を交互に過ごすという戦略で、なんと十億年も生きてきた、実はしたたかな生き物でもある。クラゲの研究者たちと坂田さんとの対談でその魅力を探っていく。廣崎先生による、江ノ島水族館がクラゲ飼育に成功するまでの苦労話がおもしろい。写真やイラスト多数収録。『クラゲの正体』坂田 明 著 大塚高雄 写真 対談 柿沼好子、廣崎芳次(晶文社 1994年)ブックデザイン:平野甲賀

by come-and-go
| 2009-03-21 23:59
| 日々































