2014年 10月 09日
ステファン・グラビンスキ「偽りの警報」電子書籍のお知らせ |
1910年代ポーランドの鉄道怪談集『動きの悪魔』より7篇目「偽りの警報」を訳出・公開しました。無料試し読み1頁、全11頁120円(前作ご購入の方は70円)。表紙写真とデザインも自作しています。どうぞよろしく。
ステファン・グラビンスキ「永遠の乗客(ユーモレスク)」無料試し読み1頁、全11頁120円(「音無しの空間 」「汚れ男」「信号」「放浪列車」「車室にて」「永遠の乗客(ユーモレスク)」のいずれかを購入した方は 70円)。
列車衝突事故が起きる前には必ず謎の警報が発せられていた。駅長ビトムスキは一連の事故を調べるうちに、ある規則性に気づく。彼はさらなる事故の悲劇を防ぐため、地域の鉄道員たちに理解してもらおうと奮闘するのだが……。
「偽りの警報 Fałszywy alarm」はステファン・グラビンスキ Stefan Grabiński(1887-1936)の鉄道怪談集『Demon ruchu 動きの悪魔』(1919)に収録された1篇。冒頭の事故現場の惨状がリアルで読みごたえがあります。
ステファン・グラビンスキはポーランド文学史上ほぼ唯一の恐怖小説ジャンルの作家で、「ポーランドのポー」、「ポーランドのラヴクラフト」と呼ばれています。
なお表紙には、2004年ポーランドのクラクフで撮影した写真を加工して使用しました。
by come-and-go
| 2014-10-09 16:00
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