路面電車6番で
民族博物館 Muzeum Etnograficzne w Krakowie エステルカ館で開催中のサリー・マン Sally Mann「The Family And The Land (家族と土地)」展を観に行く。本展もクラクフ写真月間の一環。入場券は 6zł 。
初期の代表作から近作までいろいろ。少女を大人っぽく撮ったり、子供のヌードを神話風に撮ったのとかが有名だけど、あざとくてあまり好きになれない。
風景はわざとピクトリアリズム風のプリントに仕上げている。
2000年代の作品は顔写真を大伸ばしにして加工したもので、デスマスクのようにも見える。
サリー・マンを観たあと、まだ時間があったので、同時開催のdzieło-działka (仕事-家庭菜園)展を観るには別に切符を買うの? と受付で訊いたら、共通券なら 10zł だが、別に買うとそれだけで 7zł と言われる。(それを先に言ってくれればよかったのに)知らなかったわと言ったら、学生割引料金 5zł に負けてくれた。
家庭菜園とそこで過ごす人たちの写真(撮影:アレクサンデル・ドゥライ Aleksander Dulaj)。
奥の暗いホールでこの4枚の写真に囲まれて、おじさん、おばさんの話を聴く(ポーランド語音声のみが暗闇に流れる)。
dzieło-działka (仕事-家庭菜園)展の入場券は謎の種が入った小袋で、立派なカタログ付き。これはお得。
民族博物館でおみやげに買った民族モチーフが表紙のノート。なかなかおしゃれ。
こちらは絵はがき。左から男性の民族衣装、椅子、皿、木馬。かわいらしいし、資料的価値もある。
いずれもポーランド国内からなら
オンラインでも買えるようだ。
こちらがヴォルニツァ広場 pl. Wolnica に面した
民族博物館 Muzeum Etnograficzne w Krakowie本館。グラレ(山岳民族)特有の木造建築や、この地方の民族衣装、民具などが見学できます。リニューアルしたミュージアム・ショップでは、紹介したノートやカードのほか、木製玩具などのオリジナルグッズが買えます。