マテイコ広場にあった大きなテレビ。アートブーム・フェスティバルの一作品。催眠術師の声が聞こえるとのことだったが、何も聞こえなかった。
フロリアンスカ通りのガレリア・パウザ Galeria Pauza で「メキシコの精髄: マヌエル・アルヴァレス・ブラヴォ Esencia mexicana: Manuel Álvarez Bravo」展を観る。1926-1949年の代表作約50点。しっとりした味わいのある白黒プリント。
カフェ・マネキンのミシン看板。
聖トマシュ通りの
Galeria ZPAF i S-ka でヤツェク・マリア・ストクウォサ Jacek Maria Stokłosa 写真展「パリ-クラクフ Paryż-Kraków」を観る。昨年8月、パリからクラクフまで車での移動中14時間あまりに撮影した写真28点×52枚=計1456点。41~42枚目で雷雨になり、稲妻が写っているのがよかった。
Galeria ZPAF i S-ka の向かいにある美術書専門店 House of Albums 。写真集、画集、展覧会カタログ、デザイン関連書など。昨年 Bunkier Sztuki で開催されたヴィトカツィ展のカタログがあったが、重くて89ズウォティもするので購入を躊躇する。
聖トマシュ通りのお菓子屋さん、ミハルスツィ Michalscy にて、アイスクリーム2種(ドライフルーツ風味とヨーグルト風味)とコーヒー、8.60ズウォティ。使い捨て食器なのがイマイチだが、アイスはおいしかった。
よく通った聖トマシュ通りの喫茶店ぶらんこ Kawiarnia Huśtawka がいつのまにか閉店していた。
ヤギェウォ大学博物館コレギウム・マイウスで開催中のはずの「ヴォイチェフ・ヴァイスの知られざる写真 Nieznane fotografie Wojciecha Weissa」展を観に行くと、博物館は休館日で、売店の兄ちゃんが言うには、写真展は2、3日前に撤去されたので観たければCD-ROMを買えとのこと。クラクフ写真月間のフライヤーには6月30日まで、写真展のポスターには6月28日までと書いてあるのだが。
中央広場の書店ヘトマンスカ Hetmańska でハンディな昆虫図鑑と植物図鑑を買う。
ポドグルスキ広場 Rynek Podgórski に設置してあるミロスワフ・バウカ Mirosław Bałka の彫刻作品「アウシュヴィッツヴィェリチカ AUSCHWITZWIELICZKA」を観に行く。この作品は昨年のアートブーム・フェスティバルのために作られた。クラクフを訪れた観光客が、絶滅収容所アウシュヴィッツ・ビルケナウと美しいヴィェリチカ塩鉱を8時間の駆け足ツアーで回って感動しようとする様子を皮肉ったもの。アウシュヴィッツヴィェリチカというのはバウカの造語。
裏側と内側は落書きだらけだった。
天井部に「AUSCHWITZWIELICZKA」という文字の形の穴が開いている。
ヴィスワ河畔で組み立てていた自転車用の橋が架かったが、通行はまだできない。
ポドグルスキ広場向かいにいる双胴の鹿。
火災のあと、裁判が長引いていて、解体も改修もできずそのままになっている家。
レストランが閉店したあと、テナントが入らずそのままになっている家。
ヤロスワフ・カチンスキ「ポーランドが最重要 Polska jest najważniejsza」の「-lska」を消して「PO(市民プラットフォーム=カチンスキの対立政党)が最重要」に書き換えてある。
バグリのほとりでバーベキューをする人たち。