2010年 04月 27日
きがらちゃ |
醤油と酒を入れて炊いたご飯のことを、実家では「きがらちゃのご飯」と言っていたのをふと思い出した。「きがらちゃ」とはなんぞや?
手元の辞典によると、「きがらちゃ」は「黄枯ら茶・黄唐茶」と書き、
1) 染め色の名。薄い藍色を帯びた薄茶色。2) 「黄枯ら茶飯」の略。
とある。
1) は「丁字のつぼみを煎じた汁に少量の鉄分と灰汁を加えて発色させた色」だそうだ。
DICの「日本の伝統色」に入っていた。こんな色です。
丁字のつぼみを乾燥させたものは「クローブ」という名で香辛料として売られている。また、つぼみ・葉などを水蒸気蒸留して得られる「丁字油」は香料・香辛料・薬料として用いられる。
うちの冷蔵庫にはクローブのスピリトゥス(アルコール)漬けが入っている。歯が痛いときにこれを口に含むと神経が痺れて多少痛みが薄らぐ。何年か前にボグダンが作って持たせてくれたものだ。最初は透明だったアルコールが今では醤油のような色になっている。
手元の辞典によると、「きがらちゃ」は「黄枯ら茶・黄唐茶」と書き、
1) 染め色の名。薄い藍色を帯びた薄茶色。2) 「黄枯ら茶飯」の略。
とある。
1) は「丁字のつぼみを煎じた汁に少量の鉄分と灰汁を加えて発色させた色」だそうだ。
DICの「日本の伝統色」に入っていた。こんな色です。
丁字のつぼみを乾燥させたものは「クローブ」という名で香辛料として売られている。また、つぼみ・葉などを水蒸気蒸留して得られる「丁字油」は香料・香辛料・薬料として用いられる。
うちの冷蔵庫にはクローブのスピリトゥス(アルコール)漬けが入っている。歯が痛いときにこれを口に含むと神経が痺れて多少痛みが薄らぐ。何年か前にボグダンが作って持たせてくれたものだ。最初は透明だったアルコールが今では醤油のような色になっている。
by come-and-go
| 2010-04-27 16:31
| 日々